Re: VNX LUNの自動割り当てと自動トレスパスの違いについて

matsuさん

まず、前提としてLUNへのアクセスを行うSPの変更(トレスパス)はほとんどの場合ホスト上で動作しているマルチパスソフトウェアの指示によって発生するものであるということをどこか頭の端にでも置いておいてください。

それに対して-aa(Auto-Assign)や-at(Auto-Trespass)はホストのマルチパスソフトウェアの出番がない場合でのLUNのSP間の動作を決めているものであるということをご理解ください。

つまり、-aaや-atを意識しなくても、ホストにマルチパスソフトウェアがデフォルトで入って動作しているような環境では、SPの障害時にホストからLUNへのアクセスに問題が出ることはないということです。

という少し長い前置きの後でそれぞれの機能の違いを書くと

-aa(Auto-Assign)

片方のSPがダウンした場合に「ホストのマルチパスソフトウェアからの命令がなくとも」もう片方のSPにLUNがアサインされるという動きをします。

具体的にはホストからのアクセスがないプライベートLUN(Clone Private LUNs, Reserved LUN Pool等)などに対して有効化されるものです。

【参考】

KB427991-How does the ‘auto-assign’ option work on a CLARiiON array?

How does Auto Assign Work?

-at(Auto-Trespass)

(片方のSPがダウンしたわけではなく)両方のSPが問題なく動作している時に、自分が属していない方のSPからのIOが届いたLUNが、そのIOが届いた(属していない)方のSPにトレスパスをするという動きをします。

イメージがわきやすいのは、ディスク障害時にリビルドが掛かるホットスペアディスクだと思います。壊れるRAIDグループのディスクがSP-AとSP-Bのどちらに属しているのかは壊れるまで不明なので、-atが有効になっているホットスペアディスクはリビルドのIO(←これはホストからの命令/IOではありません)が届いたSPに属するような動きをすることになります。

【参考】

KB323338-How does the ‘auto-trespass’ option work on a CLARiiON array?

LUNのAuto-trespass

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